凡人の凡人による凡人のための英語

凡人による英語学習の記録

TOEICスコアの詳細

 3月に受験した試験の詳細が届いた。先日書き上げたように、スコアはリスニングで305点、リーディングで265点の合計570点であった。TOEICのスコアには成績の読み方として2つの指標が設けられてる。Percentile rankABILITIES MEASURED(項目別正当率というものだ。Percentile rankは、あなたのスコアに満たない受験者が何%いるのか示している。ABILITIES MEASURED(項目別正当率)は、リスニング・リーディングそれぞれの5項目における正答率を示している。ここでは、自分の正答率が横棒グラフで示され、そこに平均正答率が添えられている。よって、項目別に自分の正答率を平均正答率と比較できるようになっている。

 ここで、Percentile rankとABILITIES MEASURED(項目別正当率)から私の成績を分析してみようと思う。

 

Percentile rank

リスニング 28%

リーディング 38%

 点数をみるとリスニング305点、リーディング265点なのでリスニングのほうが成績が良いように思われる。しかし、Percentile rankをみると、私のスコアに満たない受験者はリーディングで多くなっている。つまり今回の試験では、リーディングよりリスニングの方がスコアが良いが、これはリスニングの試験が比較的易しいものであったからだと考えられ、リスニングの方が得意であるとはならず、どちらかといえば私はリーディングの方がで出来るようである。

 また、合計は990点中570点で得点率57.57%だが、自分のスコアに満たない受験者はおよそ30%しかいないため、570点というスコアは100人中70位であるようなものと言える。つまり、相当英語力は低いのだ。これは随分とショックな結果である。570点だから平均くらいなのかと思いきや、下から数えた方が早いなんて。

 

ABILITIES MEASURED(項目別正当率)

5項目はそれぞれ以下のようなもの。

リスニング

1.短い会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報をもと   に要点、目的、基本的な文脈を推測できる。69%(平均67%)

2.長めの会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる。61%(平均62%)

3.短い会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる。53%(平均75%)×

4.長めの会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる。71%(平均67%)

5.フレ―ズや文から話し手の目的や暗示されている意味が理解できる。53%(平均52%)

 正答率は53%~71%の間であり、それぞれの項目でおおよそ平均正答率と同じくらいになっている。だが、3番目の項目における正答率は平均を大きく下回っている。このことから、短い会話の詳細を理解するのが他の受験者より不得意だと分かる。また、5番目の項目で最も正答率が低いことから、話し手の目的や暗示されている意味の理解ができていないと分かる。

 リスニングにおける課題は、短い会話を詳細に理解し、フレーズ等から目的や意味を理解することだと考えられる。短い会話だとさらっと会話が流れるため、少しでもつまずくと会話全体の理解が難しくなる。そうならないようにキーワードのようなものはしっかりと聞くことができるように集中すること、そして5W1Hのようなものにまず注意を向けることを意識することが重要なのかと考える。

 

リーディング

1.文章の中の情報をもとに推測できる。32%(50%)×

2.文章の中の具体的な情報を見つけて理解できる。67%(49%)〇

3.ひとつの文章の中でまたは複数の文書間でちりばめられた情報を関連付けることができる。60%(54%)

4.語彙が理解できる。57%(55%)

5.文法が理解できる。70%(63%)

 

 正答率は32%~70%の間で項目によってバラつきがある。1番目の項目で正答率が最も低くなっており、平均正答率を大きく下回っていることから、文章中の情報をもとに推測することが苦手だと分かる。また、2番目の項目で平均正答率より良い正答率になっていることから、文章中の具体的情報を見つけて理解することは出来ている。さらに、5番目の項目でも正答率は良いことから、文法の理解もまあまあ出来ているといえる。

 リーディングの課題は、まず速読が大切だと実感したので多くの文章を読むように努めなければと思う。また推測が苦手なようだから文章中でヒントになるようなことはしっかりと読み取らなければならないかなと思う。文法や語彙の理解はまあまあなので少しずつ頭に入れていけばいいと思う。

 

 

 今回の結果から分かったことはリスニングの方が実は苦手であり、会話を推測できる大事なキーワードを聞き取れていないということ。リーディングでもこれは同じで、文章中で言いたいこと、もっとも重要な言葉は何なのか把握するようにしなければならないと感じた。後は速読・多読をこれからの優先的な課題にしよう。

 

今の私

 先日受験したTOEICの 結果が発送されたらしい。そのようなメールが私のスマホへ届いていた。HP上での確認ができるようだから足早にアクセスしてみる。IDやパスワードを忘れていたので一苦労だった。
 
TOEIC Listening&Reading スコア
  Listening  305
  Reading    265
  Total    570
 
 600はあるなと思っていたので少しへこんだ。TOEIC対策というものは全くしておらず、しいて言うならスクリプトを眺めながら映画を見ていたくらい。公式問題集みたいなものを買い、音声ダウンロードまで済ませていたが手を付けることはなかった。そういう意味では本当に身についている英語力が反映されていると思う。現段階での実力。今の私は570点だ。
 スコアの詳細は後日郵便が届くことと思う。次回の試験までにどれほど点数を伸ばせるだろうか。淡い期待を込めながら約2か月後の試験の申込にと5000円と幾ばくかの受験料を支払った。
 
2019.04.04.(2年弱ぶりに更新)